2019年2月20日から、docomoスマホの SIMロック解除の条件が変わったけど今までと何が違うの?と気になる方もいるかと思います。
なので、SIMロック解除スマホを利用する上での違いをまとめます。
今までとの大きな違い
- Androidは今までとほぼ変わらず
- iPhoneは中古のdocomo機を他キャリアや格安SIMで利用しやすくなった
ざっくり言うと上記な感じですが、もう少し詳しく。
解除条件の変更点
今まではスマホの購入者本人、かつdocomoの回線契約がないとSIMロック解除の手続きはできませんでした。
それが今回の条件緩和により、スマホ購入者本人以外でもdocomoの回線契約なしでもSIMロック解除の手続きができるようになりました。
ドコモからのお知らせ
SIMロック解除の受付条件を一部変更
つまり、今まではSIMロックが掛かったままの中古スマホを購入してもSIMロック解除ができませんでしたが、それが可能になったのです。
ただし、以下の条件のスマホは今まで通りSIMロック解除できませんので注意が必要です。
- ネットワーク利用制限、おまかせロック等、各種ロックがかかっていない
- ドコモの販売店で分割払いで購入された日から100日経過していない
- 端末購入サポートが適用された日から100日経過していない
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何故iPhoneだけ?
Androidは今まで通りだけど、どうしてiPhoneだけ利用しやすくなるのか…
その違いはズバリ、対応バンドの差によるからです。
AndroidとiPhoneの対応バンドの違い
一部の機種を除き、docomoから販売されているAndroidスマホはdocomo回線で利用できる電波を使えるように設定されています。
しかし、docomo以外のauやソフトバンクの電波は一部しか使うことができません。
ですので、SIMロック解除して他キャリアやdocomo系以外の格安SIMを利用したとしても、一部の電波しか使えないため場所によっては全然電波を掴めないなんてことになってしまいます。
しかしiPhoneの場合はdocomoから販売されたものであっても、 auやソフトバンクの電波を使えるようになっています。
つまりiPhoneであればSIMロック解除してしまえば、どのSIMでも利用できるということです!すごい!
ちなみにGoogle Pixel 3はAndroidですが3キャリア全ての電波を利用できますので、iPhone同様にSIMロック解除すればどのSIMでも利用可能です。
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今後の格安SIMとSIMロック解除スマホ
SIMロック解除する大きな理由として格安SIM…MVNOで使いたいというのが一番かと思います。
Android、iPhoneそれぞれで今後の格安SIMの使い方について考えます。
Androidの場合
今まで通り、docomoスマホはdocomo系格安SIMを使うのがベターです。
またSIMロック解除も必要ありません。
ただしGoogle Pixle 3は下記のiPhoneの場合と同じ使い方が可能。
iPhoneの場合
SIMロック解除がされていないものでも購入する選択肢として検討できるようになりました。
また、docomo系以外の格安SIMを気軽に選べます。
例えばmineoやUQモバイルが選択肢に入ってきます。au系格安SIMはdocomo系よりも通信が安定している傾向があるので、これはとても嬉しいです。
まとめ
中古iPhoneの選択肢が広がり、今まで以上に購入しやすくなりました。
今後のau、ソフトバンクの動きにも期待ですね!